株式用語 カ行

買い板：株の買い注文を記載した表。売買の参考にする。

外貨取引：ＦＸ取引ともいう。安い手数料と、少額から始められる手軽さから近年人気がある。大きくレバリッジをとることが出来るのでハイリスクハイリターンである。

買い気配：買い気配とは、大量の買い注文に対して売り注文が少なすぎる場合に出る特別気配の一種。じょじょに気配を切り上げていく。

株式売買委託手数料：株を売り買いするためにかかる手数料のこと。基本的にネット証券の方が手数料が安い。

為替取引：ＦＸ取引のこと。

乖離率：乖離率（かいりりつ）とは、株価がどれだけ離れているかを示す指標。一般的に２５日移動平均線から２５％乖離した株価はその後反発（あるいは反落）することが多い。

株式分割：株式分割とは、１株を数株に分割すること。例えば、１：３の株式分割を行う場合は１株が３株（内１株を親株、増えた２株を子株という）になる。ちなみに株価は３分の１になるので時価総額は変わらない。

株式併合：株式併合とは、数株を１株に併合する行為のこと。株式分割の正反対にあたる。

株主名簿：株主名簿とは、誰がその会社の名簿を持っているかを記載した名簿。この名簿に載ることで株主の様々な権利を得る。普通に証券会社経由で株を買えば保管振替機構（通称ホフリ）によって自動的に株主名簿に載る。

監理ポスト：管理ポストとは、上場廃止等の恐れのある有価証券を投資家に周知させるためにおかれる状態のこと。監理ポストにあっても取引は普通に出来る。解除されると普通の市場に戻る。
尚、同じように整理ポストというものもあるが、監理ポストは執行猶予、整理ポストは実刑と考えれば分かりやすい。

機械受注：機械受注とは、大きな経済指標の一つ。経済の先行きを占う上で重要な参考となる。

企業合併、買収：いわゆるＭ＆Ａ（Ｍｅｒｇｅｒ　ａｎｄ　Ａｃｑｕｉｓｉｔｉｏｎ）のこと。相手の株式の多くを取得し強引に相手会社の経営権を奪う方法等がある。２００７年５月には日本でも三角合併が承認された。

逆指値：逆指値（ぎゃくさしね）とは、株価が一定水準に達した際に指し値買いあるいは指し値売りをする条件付き指値のこと。

逆張り：逆バリとは、相場の流れに反対方向のポジションをとること。下落局面に買いをいれる方法が一般的である。

逆日歩：逆日歩（ぎゃくひぶ）とは、信用取引で売りポジションを持っている際、貸借倍率が低くなったとき（株不足）のときに金利として支払うお金のこと。

キャピタルゲイン：キャピタルゲインとは、株価上昇等によって得る収入のこと。反対語はインカムゲイン。

キャリートレード：キャリートレードとは、金利の低い国の通貨で資金調達し、金利の高い通貨で運用することをいう。特に日本のゼロ金利政策によって、円キャリートレードが流行った。

ギャップアップ、ダウン：ギャップとは窓のこと。前日終値より上昇して始まることをギャップアップ（ＧＵ）、逆をギャップダウン（ＧＤ）という。

金利：金利とは、お金を借りる際につく利子のこと。一般的に金利が上昇すれば株価は下落し、金利が下がれば株価は上昇する関係にある。

クラウンジュエル：クラウンジュエルとは、買収防衛策の一つ。買収される会社がメインの事業を第３者に譲渡等することによって、会社の魅力をなくしてしまうことをいう。

グリーンメーラー：会社に高値で自分の持ち株を買い取らせる敵対的買収者のこと。

グロベックス（Ｇｌｏｂｅｘ）：グロベックス（Ｇｌｏｂｅｘ）とは、先物の２４時間取引システムのこと。ロイター、ＣＭＥ、ＣＢＯＴの提携で、翌日の日経平均はここの値段にサヤ寄せして始まる。

気配：売り買いがいくらで成立しそうかをあらわしたもの。

現引き：現引きとは信用取引で買った株を現物に切り替える行為。

現物取引：実際の株を取引すること。反対語は信用取引。

権利落ち：権利落ちとは、権利確定日の次の日の状態のこと。権利（分割、配当）等の権利が得られない。

権利確定日：権利確定日とは、権利（分割、配当等）を得られる日のこと。この日の市場が閉まる前に株を保有していれば、権利人となることができる。株券の受け渡しには４営業日かかるので、実際の売買は４営業日前にすましていなければならない。
（３１日：月曜日が権利確定日の場合、２６日までに株を買って保有しないとダメ）

公開市場操作：公開市場操作とは、オペレーションともよばれる市場に流通する通貨量（マネーサプライ）等を日銀が操作する行為のこと。買いオペ、売りオペがある。

公募価格：公募価格とは、ＩＰＯが上場する値段のこと。投資家はこの値段で入札（ブックビルディング）を行う。

後場：１２：３０～の取引のこと。

コンセンサス：コンセンサスとは、市場アナリスト等の経済見通しなどのことをいう。もともとの意味は、全会一致の意見のことを指す。