株式用語 シ

塩漬け：塩漬けとは、買った株（空売った）が予想とは反対に株価が動いた際にも損切りをせず、仕方なしにポジションを持ち続けること。空売りの場合は致命傷になる。→買いは家まで、売りは命まで。

時間外取引：時間外取引とは、ザラ場以外での株の売買取引のことをいう。東証では８時２０分から９時、１１時から１２時３０分、１５時から１６時３０分まで、電子取引ネットワークシステムトスネットで売買を行う。大量大口の取引はここで行う。ライブドアによるニッポン放送株の買い占めもここで行われた。
他に立会外分売という取引もある。

自己資本：自己資本とは、返済しなくてもよい資金のこと。株式発行による資金がこれにあたる。反対語は他人資本。全資産に対する自己資本の割合を自己資本比率といい、この割合が高いほど経営が安定している。

自己売買：自己売買とは、証券会社が行う株取引のこと。実際空売り出来ない株を空売りできたり（無限空売りと呼ぶ人も）、レーティングを勝手に操作出来たりするのでイマイチ好かれない。

自社株買い：自社株買いとは、会社が自社の株を市場で買い付けること。会社が買い取った株式は自社株消却や株式交換等に使われる。また２００１年より単に会社が保有する金庫株としても使用することが出来るようになった。

仕手株：仕手株とは、一部の仕手筋とよばれる資金団体によって株価操作された株のこと。素人は手出し厳禁。

ジャスダック：Japan Securities Dealers Association Quotationの略。証券取引所のひとつ。新興株が多い。楽天が有名。

順張り：順バリとは、株価のトレンドに逆らわずに売買を行う取引方法。

証券保管振替機構：証券保管振り替え機構とは、株主の代わりに株を保管する組織。通常証券会社で取引すると、株式現物はこのホフリに預けられ、株券は株主に届かないが株主の権利は行使することができる。

新株予約権：新株予約権とは、ストックオプションと呼ばれる株式を決まった値段で買うことの出来る権利のこと。

新規公開株：新規公開株とは、ＩＰＯともよばれる新しく上場する株式のこと。かつて当たれば必ず儲かる（２倍３倍はあたりまえ）というふれこみのもと、ＩＰＯバブルとも呼ばれるにぎわいを見せたが最近は公募割れもめずらしくなくＩＰＯバブルは終焉を迎えた。